会社四季報で財産を増やす

株価は、上昇したり下降しながら変動するものですが、業績の良い会社の株価は、将来必ず上昇します。しかしながら、業績の良い銘柄でも一時的に下降することがあります。株価は、発行株数が少なければ、短期的に上昇しますが、逆に信用売り残があれば、下落も早くなります。将来、上昇する株をいち早く取得し、高値で売却して御家庭の財産を増やして下さい。それとも、危険0ですが、相変わらず0%に近い金利の銀行預金に精を出しますか。それでは、一生貧乏のままです。それでよろしければ、あなたは、行動する必要はありません。少しでも財産を増やそうしている人は御検討ください。
資産は、流動性資産、安定性資産及び収益性資産に3分割して運用するのが良いとされています。その中の収益性資産を、比較的に短期間で増やすには、あなたならどうしますか?先物取引、株の信用取引、最近ではFX(外国為替証拠金取引)等が取り上げられています。利益の上がったところでやめれば良いのですが、最初に利益を出すと、また次に投資して、最後には大きな借金だけが残ることになります。先の読めない人が実施してはいけないと言うことです。先物取引やFXは、博打です。博打で、何人の人が利益を生み出せるでしょうか。
そこで、比較的に信頼できる手法として、東洋経済新報社で年4回(3,6,9,12月)発行している「会社 四季報(以下「四季報」と言う)」を利用する方法があります。準備や知識不足で山に登れば遭難し、海や川では溺れることになります。株式投資も同じです。売買のタイミングを誤り、大きな損失を出すことになります。
「四季報」による分析
○分析のタイミング:「四季報」は年4回発行されますので、発行されたら直ちに購入し、1週間以内に分析することをお薦めします。良い銘柄を人より早く選定し購入するためです。1週間を過ぎますと、安価で良い銘柄は、どんどん上昇しますので、それからでは遅いのです。
○四季報で最初に着目するところ
購入する対象範囲が少なければ、分析に時間がかかっても良いのですが、1部上場と2部上場の中から、良い銘柄を選定するには時間を要します。そこで、最初に投資環境はどうか?をチェックします。小上昇期であれば、すぐに本方式を始めて下さい。「四季報」を開き、1株の配当はどのくらいか。売上増加率は、どのくらいかをチェックします。所定の基準値以上であれば、経常利益及び利益の伸びをチェックします。また、「四季報」に記載されている予想PER(株価収益率)、PBR(株価純資産倍率)、ROE(株主持分利益率)等も参考にすると良いでしょう。
○株価予測値:計算式は、下記の通りですが、「株価予想整理表」で整理します。
1株利益×経常利益率(別表の換算値)×利益増益率(別表の換算値)×持分株主資本(別表の換算値)×発行株数(別表の換算値)=株価予測値となります。現状の株価と比較して、株価予測値が大きければ大きいほど将来の値上がりが大きいことを示しています。
○売買のタイミング1:ゴールデンクロス(デッドクロス)
株価が下落から上昇に変わると、最初に期間の短い(Ex.13週)移動平均線が上向きになり、その後、期間の長い(Ex.26週)移動平均線が上向きとなります。その結果、期間の短い移動平均線が期間の長い移動平均線を下から上に突き抜ける、このタイミングをゴールデンクロスといい、買いのタイミングとなります。移動平均線の13週、26週は一例で、銘柄により最適値が異なります。また、ゴールデンクロスと上昇のタイミングも異なりますので、過去の傾向を株価チャートで良く把握することが大切です。
逆に、株価が上昇から下落に変わると、期間の短い移動平均線が、期間の長い移動平均線を上から下に突き抜るのがデッドクロスで、売りのサインとなります。デッドクロスと売りの時期も銘柄により異なりますので、過去の株価チャートで、良く研究しておきましょう。
○売買のタイミング2:RSI(相対力指数)によるもの。
RSI=(期間内の値上がりの幅の合計)/(期間内の値上がりの幅の合計+期間内の値下がりの幅の合計)×100%
日々、当該銘柄の日足を記録し、10日RSI,15日RSI,20日RSI等により判断します。RSIは、20%から80%の間で移動しますので、20%近くになったら、底が近い、80%近くになったら天井が近いと判断します。一般的に、70%以上が買われすぎ、30%以下が売られすぎと判定します。銘柄により、10日RSI,15日RSI,20日RSIは異なります。銘柄による特徴を良く把握すると良いでしょう。
週足チャート作成の必要性は、「四季報」のチャートは、原稿締め切りの関係で、発行2ヶ月前位までしか表示されていません。このため、直前のものは、自分で把握する必要があります。ローソク足(週足)、出来高、移動平均線(13週、26週)をエクセルでグラフ化(簡単に出来ます)します。
投資家の資質にもよりますが、300万円で本方式により株式投資を始めた場合、上昇期なら、少なくとも1年後には2,400万円(純利益2,100万円)以上、小上昇期なら1年後には1,200万円(純利益900万円)以上が可能です。さて、1年後、あなたの御家庭の貯蓄額は、増えていますでしょうか?それは、あなたの努力次第です。
A株で利益が出たら、次に全てをB株に投資するのではなく、株価上昇時は、30〜50%程度、通貨選択型(日経225)や世界の高金利への投資等を購入し、毎月収入を得るようにすると良いでしょう。また、調整期は、金利の高い国のMMF(為替変動に注意する)が良いでしょう。
○1世帯当りの平均貯蓄額は、2003年9月発表の金融広報中央委員会の調査によれば、1975年268万円、1985年688万円、1995年1,287万円、2000年1,448万円、また、その後の同委員会の調査によれば、2004年1,022万円、2005年1,085万円で、収入が貯蓄に回らず、貯金の取り崩しが行われ、各御家庭とも苦しい経済状態となっているようです。また、2004年の朝日新聞の調査によれば、全世帯の平均貯蓄額は、1,692万円で、平均を下回る世帯が2/3を占めています。
○主婦のへそくりは、損保ジャパンDIY生命保険の調査によれば、2007年の平均額は245万円(主婦500人:平均年齢39.6歳)で、43%の主婦は「今後も家計は厳しくなる」と見込んでおり、物価上昇等が家計を圧迫しているようです。へそくりは、非常時に備えてのもので必要不可欠(某主婦談)なのかも知れません。

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開設 2008/02/02
更新 2009/01/20
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